2015年4月26日日曜日

授業参観で学び合い

桜の花も散り始めました。Gwは、天気良さそうですね(^^)

さて、昨日は参観日でした。保護者の方々に学び合いの授業を見ていただくチャンスです。

わり算の筆算の第1教時目。
主問題1は、3年の復習。
主問題2は、初めての3桁÷一桁。でも、10のいくつ分で説明できます。
主問題3は、100をもとした3桁÷一桁。

今回の授業を仕組むにあたって、何をグループ学習させるかを考えてみました。
3年時のわり算では、10をもとにした説明は、さらっと扱っているのではないかということで、数年前に石田淳一先生が提唱していた「考える足場」を与えてみることにしました。この足場をきっかけにして、本時の3桁÷1桁を説明させたいと考えました。

 

予想通り、60÷2=20と容易に答えを出したものの、説明は?という発問には反応が鈍く、挙手した子供からは、
「60の0をかくして、出た答えに0をつけます。」
という説明。しかし、
「どうして0をかくして、答えに0をつけるの?」
という切り替えしには、誰も答えられません。

やはり3年時に、10のいくつ分をしっかりと学習していないと、このような説明しかできなくなっているんだなと思いつつ、

60は□が□こ分
この中に入る数は?と問うと、10が6個分であることはわかりました。

しかし、
60÷3は□が□個分
では、10という数は入ったものの、次の□には何が入るかわかりませんでした。そこで、10円が6こであることを確認させると、数名の挙手。ある女の子は、
6×3
との発言。たぶん、3年の時に習ったかけ算での説明が印象的だったのでしょう。
ようやく
6÷3
が出されました。この式が実はとても重要で、10円が6つあるものを3でわるという意味を表わしていて、10をもとにしていることを理解できなければいけません。

ここまでは既習です。やっと考える足場の構築に成功しました!

となれば、主問題2hあ自力解決で!と思いきや、石田先生の言葉を思い出しました。
「全員が解けるようになっていなければならない」

主問題2も、全体の学び合いで解くことにしました。
10のいくつ分が足場でわかったので、この問題は、比較的容易に、10の何個分かがわかりました。(考える足場はとても重要です。)

いよいよ、
600÷3
ほぼ全員200という答えであることはわかっていました。しかし、今日のめあては、「説明しよう」です。見通しでは、100のいくつ分かを考えればよいという見方が出され、すぐにチーム学習に入りました。

同じ考え同士をくっつけるという約束をしていたので。写真のようにくっつけていました。
しかし、チームDの女子2人が突然黒板の右上の方へ移動しました。
100が60÷3こ分
と書いていたからです。
直そうとしていた2人に、
「こういう間違いをしないようにしましょう!という発表は、みんなのためになるよ」
というアドバイスをして、そのまま貼らせておきました。

さらにチームEが、ほかのチームと離して貼りました。みんなにどこが違うのかを見つけさせました。
600は100が60こ分
のところが違うことを発見。100円玉が6つある図を見て100円玉6枚なんだから100が6個分の間違いであることを確認しました。

10や100をもとにすると、一桁の考え方と同じであるという十進位取り記数法のきまりを確認することができました。

このような授業を繰り返すことで、何桁のわり算でも説明できるようになります。また、わり算だけでなく、他の演算でも同じことが言えるという数学的な考え方が身に付きます。

最後に、間違った2つのチームに対し、
「この2つのチームのおかげで、10や100のいくつ分と考えることの大切さを学ぶことができました。」と言って拍手で終わりました。

あいにく時間となり、練習問題までいかなかったのですが、一人一人の子供たちは、みんな説明できたとあった、うれしそうに授業を終えることができました。

学び合いの授業にも、考える足場を活用していくことが大切です。

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