2012年1月24日火曜日

足場の授業研修会実施します!

ちょっと見ないうちに、カウンタが1万を超えていました。それに、書き込みをさぼっていたにもかかわらず、ブログ村で9位以内を保っていました。閲覧していただいている方々には、本当に感謝しております。これからも、参考になる情報をお届けできるようにしていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。

さて、今年度は公開研究のために、のびのびになっていた学力向上部主催の研修会。3学期というまとめの時期ではありますが、2月1日(水)に開催できることになりました。

具体的内容は、3年算数「小数」の授業公開と、午後から授業をもとにした考える足場についての授業改善の研修会です。本来なら、提唱者でいらっしゃる横国大の石田先生においでいただき、授業へのご指導と考える足場についての講演をいただきたいところですが、その機会は後日ということで、私のつたない授業とプレゼンということになります。

昨年度の続きということで、その時の研修会に参加された方にも、今年度初めて足場を知る先生方にも、ためになる研修会にしたいと思っています。

ところで、今回は3年小数の加減の授業をしたいと考えました。このブログでも、3・4年生の先生方で、「分数の足場を小数で」という授業を見せ合いました。(2011年2月の記事参照)

あの時のような授業をしたいと思っていましたが、新しい教科書では、分数が先で小数が後になっていました。だから、あの時の授業とは逆で、「小数の足場を分数で」という内容になるのでしょうか。それとも、整数の考えを足場にすべきかということです。

昨年度は、「与える足場」としての授業でしたが、今年は「つくる足場」に挑戦してみたいと思います。クラスの子供たちに「3学期は、自分たちで足場をつくってみよう」と言っています。ですから、いきなり主問題1から入り、既習を自分たちで想起させるわけです。その時の発問は、「今までに習ったことで、似たような問題はありませんか?」となります。

予想される反応としては、整数や分数ということですが、分数は記憶に新しく、「~の~こ分」という考え方ができているので、容易に想起できそうです。

そこで、今年度から採用になった教育出版と啓林館を比べてみました。同じ3年小数の加減でも、教科書によって随分違うものです。主観を込めた感想を述べると、教育出版は、いきなり2.5+1.3という数字で、理屈がわかれば即筆算という流れで、足し算だけで3時間扱い。ところが、啓林館は、0.3+0.6という単純な数値で、考え方をしっかり定着させ、練習問題には引き算もやります。つまり、「~の~こ分」という考えができれば、たすことも引くことも同じであるという数学的な思考の流れに沿っています。

どちらの指導の流れでもよいのですが、既習を大事に扱う足場の授業としては、啓林館を採用しました。主問題2では、引き算を自力解決させてみようと思います。筆算は、考え方をしっかりしさえすればいつでもできるからです。

というわけで、指導案と資料、プレゼン資料の作成ということでがんばります。授業については、後日アップいたします。資料などご覧になりたい方は、ご連絡ください。

2012年1月4日水曜日

子供を伸ばす算数のほめ言葉

あけましておめでとうございます。今年も、よろしくお願いいたします。

フェイスブックや年賀状で、
「このブログ見てますよ!」
という方がたくさんいらっしゃることを知りました。本当にありがたいことです。今年は、研究会へのアドバイザーの方が増えることを期待しています。ご意見、ご質問など、コメントしていただきたいと思います。(フェイスブックにもアップしています)

今年も、考える足場についての実践研究をしたいと思っています。2月1日に、学校の先生方に授業を見ていただく機会を作ってもらいました。昨年度も同じような研修会を持たせていただきましたが、今年度は、「つくる足場」の授業について公開したいと思います。3学期は、残り少ないですが、研修会に向けて資料づくりなどをがんばりたいと思いますので、よきアドバイスをお願いします。

さて、その授業で伝えたいことは、もちろん「つくる足場」のあり方ですが、最近授業をしていて考えることは、足場には既習の知識やアイディアなど以外にも、「ほめる」という要素があるのではないかと思っています。

算数は、○か×がはっきりしているので、○はよくて×は悪いのだというイメージがあります。しかし、考え方はもちろん、発表の仕方、ノートの書き方、アイディア、説明の言葉、少人数での学び合いなど、ほめる場面はたくさんあります。算数が苦手な子供が、たまに元気よく手を挙げることがあります。手の挙げ方をほめたら、自信になり、「算数得意だよ」などと言うようになりました。自主学習で、ていねいに説明をしてきたり、予習をしてきたりする子供がいました。「ていねいで、とてもわかりやすいね。」というコメントを書いたら、その後、ノートに「今日の説明は、わかりやすいですか?」などと書いてきました。よりわかりやすい説明をしようという意欲につながったわけです。わからない子供に教えて、わかった時は一緒になって喜んであげます。子供は、大喜びです。「わからない」と言えた子供にも、ほめてあげます。わからないことは、悪いことではなく、わかろうとがんばっていることだと言ってあげます。

授業でも、ノート指導でも、ほめ言葉は、とても大事です。意欲につながるし、一生懸命考えるようになります。算数が好きになるということですね。(もちろん、どの教科でも)

今年は、「ほめる」ことも、足場のひとつととらえて実践していきたいと思います。