2016年5月30日月曜日

わる数が小数の時も10倍して10でわる?

今日は、校内研の研修会。5年小数のわり算第1教時目。

2.5mで300円のリボン、1mではいくら?

式は300÷2.5となり、見通しでは全員が、かけ算と同じように、2.5を10倍して10でわるという考え。

予想通り(^^)

今日は、敢えてこのままグループ学習に突入させました。理由は、自分たちで間違いに気付かせるためです。

しかし、5つのグループで見通しのまま。1.2円というのはあり得ないと思いつつも、間違いに気付けない。

しかし、次のEチームは、
やってくれました。説明を聴いてみんななるほど!120円だ。

次のチームも120円なんだけど、商を10倍する意味がわかってもらえず時間切れ終了。おしい!

帰りの会で、300÷25=12って0.1m辺りの値段を出したことを説明すると、このチームの子どもが、

同じ意味です!と得意げに書いていました。救えました(^^;;

2016年5月22日日曜日

まとめを自分の言葉で

まとめと言えば、普通は教師が黒板に書き、それを子どもたちはひたすら写すというのが定番ですが、チームでわかったことを表現させてみました。

不等号を使っています!拍手‼︎
予習をしてきた子どもがいたチームです。


途中で終わっていますが、未満という習った言葉を使っています。


ここも未満という習った言葉を使っています。かけられる数と商という言葉を使えばいいねとアドバイスしました。


かなりまとまっています。わかっていないとここまではまとめられません。場合に分けて書ければなおいいですね。


このチームもわかっているけど、商やかける数という言葉を使っていればなおわかりやすくなります。

と、このように、まとめの文を書くことは難しいのですが、自分なりに学習の振り返りをさせることは、とても大事なことです。

少しずつ、まとめを自分で書けるようにしていきたいです。






2016年5月18日水曜日

見通しの白熱が、学び合いの意欲につながる


80×2.3

小数のかけ算をどう考えるか。

第1教時ということもあり、見通しをしっかりもたせたいと思い、相談させました。

そこで、いい考えが出されました。

整数に直す

このあたりから白熱してきました!

10倍すればいい
なんで10倍するの?
10ってどこから出てきたの?
10倍すれば整数になるから
どうして10倍すると整数になるの?
10倍すると、位が1つ上がるから
位が上がると小数点がなくなる?
位が上がると小数点が1つ右にうつるよ!

なるほど!できそうだ!

白熱した意見を出した人にみんなで拍手!

その見通しの白熱により、グループ学習でもいい話し合いが進められました。どのチームも白熱!いつもは座って話し合っているのに、立っていたりホワイトボードに近くに来たりしていました。


黒板に掲示しても、まだ白熱していました。すでに学び合いが始まっている。アクティブに学ぶ姿です。

見通しで出なかったことに、敢えて挑戦したチームも現れた。0.1をもとにしてはしたを考えていました。これも素晴らしい!との拍手。

ほとんどのチームは、10倍していました。見通しの白熱が生きています。

このチームは、式を1つにしたよさが光っていました。

見通しの白熱が、グループ学習や全体の学び合いにまでよい影響を与えた事例でした。

2016年5月6日金曜日

成長ノートより


成長ノート始めました。あくまでも宿題などの強制にしたくなかったので、提出した子供へ、価値付けしながらコメントを書きました。ほとんどの子供には、作文よりたくさんのコメント。2行しか書いていなかった子供には、1ページ半のコメント。これを受け取った子供たちは、どんなことを考えるのだろう(^^)





2016年5月2日月曜日

学び合いとしての協調学習における知識構成型ジグソー法

学び合いを実践していると、いろいろな学び合いの手法や考え方にたどりつきます。注目されている理論として、協調学習のジグソー法について東京大学の理論が図入りでわかりやすく示されています。かつて山形県教育センターでも提唱していました。


協調学習、協同学習、協働学習・・いろいろな言い方があります。提唱者によって少しずつ定義が違うとは思いますが、みんなで学び合うというスタンスは変わらないだろうと思います。

ジグソー法がなかなか広まっていない原因として、グループ学習を始めとする学び合いの実践がまだまた浸透していないことが挙げられると思います。自分でもやってみる価値がありそうです。

実践なさった方、成果と課題を教えてください!

(ここから資料)

協調学習 ―多様な考え方を生かす学習のあり方―

学習のプロセスをよく見ると、1人ひとりの学習者が何かを「わかって」いくときの道筋は多様です。同じ事実に出会っても、そのとらえ方は1人ひとり違います。この違いを生かしあって、各自が自分なりの理解を深め、学んだ成果の適用範囲をひろめてゆける学習の仕方を「協調学習」と呼びます。
協調学習のポイントは、
  • 多様な理解が統合されて考えが深まる
  • 1人ひとりが仲間とのかかわりのなかで、自分なりに納得する
  • 自分なりの納得が適用できる範囲が広がる
ことです。
1人ひとりの「わかり方」を尊重する協調学習は、学習者を中心にした学習でもあります。

知識構成型ジグソー法 ―協調学習が起きやすい環境を支える授業デザインの枠組―

協調学習を引き起こすには、協調学習が起きやすい環境を教室にデザインする必要があります。協調学習が起きやすい環境のポイントとしてCoREFは以下の4つを大事にしています。
  • 一人では充分な答えが出ない課題をみんなで解こうとしている
  • 課題に対して一人ひとりは「違った考え」を持っていて、考えを出し合うことでよりよい答えをつくることができる期待感がある
  • 考えを出し合ってよりよい答えをつくる過程は、一筋縄ではいかない
  • 答えは自分で作る、また必要に応じていつでも作り変えられる、のが当然だと思える
こうしたポイントをふまえ、協調学習が起きやすい環境を教室につくりだす1つの手法が「知識構成型ジグソー法」です。

http://coref.u-tokyo.ac.jp/archives/5515

http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2015/0504_10a.html






2016年5月1日日曜日

まちがいのよさからアクティブ・ラーニングへ

 ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。

さて、29日の参観日に行った算数の授業です。学び合いのよさを保護者にも感じ取っていただくチャンスです。今回は、L字型の立体です。

気づきから始まりました。4年生の時にL字型の面積を求めた経験が生かされています。さっそく見通しでは、「たてに切る」「横に切る」「あると見て法」の3つが出されました。しかも、「たてに切って2つの直方体にする」というところまでこだわりました。ここで、移動して一つの直方体にする方法も出したかったのですが、思考の流れの中でだせればいいかなと思いました。

グループ学習の時に、R君が斜めの直線を書き加えていました。しかし、グループの友だちの図を見て、すぐにたてに切る直線に直していました。

さて、このR君の様子を見て、皆さんはどうしますか

たぶん、

T「斜めの直線では、直方体にならないね。よく気づいたね」

などという声がけをするのでしょう。参観日ということで、そういうふうに流せばよかったのかもしれませんが、ここであえてR君の考えを取り上げてみました。(間違いを取り上げるというのは、扱い方によっては、その子どものやる気を低下させてしまうのだが・・・)

斜めの直線を引くと求められないという意見が出されました。その理由として、直方体にならないからという意見。みんななんとなく納得。

その時、K君が挙手をして、

「斜めに切って、ぐるっと回してくっつけても一つの直方体にならないよ」

という発言。みんな?????
教師の補助的な説明によりなんとなく言っている意味を理解しました。つまり、K君は等積変形の考えをしていたわけです。ぐるっと回してくっつけるといういう表現では、具体物がないとなかなか理解しにくいものですが、とっさに考え付いたK君はすばらしい。

さらに、そのようなK君の考えを導いたR君の斜めの直線という発想がすばらしいというので、クラス全体からの拍手

R君は照れくさそうにしながらも、満足げな表情!こういうことを繰り返していくことが、「間違ってもいいんだよ」という雰囲気になるのだと思いました。

さらにうれしいことが起こりました。主問題2でコの字の立体を提示しました。ここでは明らかにあると見て法がよいことがわかります。これもグループ学習で解決しました。ほとんどのグループが、あると見て法で簡単に解きました。

ところが、後ろのグループで答えが出されていません。もう時間になっているのに・・・と思いながらも考えを聞いてみると、なんとK君のアイディアである等積変形に挑戦していたのです。それをやろうとしていたT君が他の3人に納得させようとして時間がかかっていたのでした。

ああ、こういうのをアクティブ・ラーニングっていうのか!!!さっきの考えを生かし、新たな問題にも活用しようとする姿こそ、アクティブ・ラーニングです。

参観日ということもあり、時間の制約でこのグループの考えを取り上げることができなかったことが残念でなりません。次回、みんなに紹介してみようと思います。