2015年12月27日日曜日

予習をさせ授業で説明させる

す いよいよ本格的に雪が降りました。やっと山形の冬らしくなりましたね。

 さて、最近、先行学習とか反転授業などという言葉をよく耳にします。

 先行学習では、算数だけでなく、理科の実験結果を最初に教えてから実験させるという指導法もあります。理解力と意欲が向上したとの報告もあります。しかし、この理論はなかなか広まっていません。

 佐賀県のある自治体では、子どもたち一人一人にタブレットを与え、家庭学習で予習をさせているということが報道されていました。もし学力向上の裏付けがとれたら、全国学力テストでその成果が見られると思います。

 普通の学校では、タブレットを与えるだけの予算がとれないでしょう。しかし、ある程度の予習をさせることは可能です。写真の授業では、全員に予習をさせました。最低でも、わかることとわからないことをきちんと整理することとしました。算数が得意な子どもは、説明をしたり練習問題まで解いたりしてきました。

 一人一人が家庭学習でよくわからなかったことを伝え、それをみんなで説明し合うという姿が見られました。授業では、それぞれのグループで書いたホワイトボードの説明について、気付いたことや共通点・相違点などをうまくコーディネートしていくわけです。



 この授業を実践してみて、予習の効果は思ったより力がつくということです。具体的には、2度同じことを考えるので簡単であるということや、意欲が高まるということです。こう言うと、答えを教えているから当たり前じゃないかと言われるかもしれません。その昔、算数とは復習中心の教科であるから、
「予習をしてはだめ!」
「授業中は、教科書をしまいなさい」
などと言っていました。

 しかし、そういう指導観を根底から覆すことになります。学力観がどんどん変わる現代社会が求める人材を育成していくためには、過去の指導法にとらわれずにいろいろと試行錯誤しなければなりません。

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