2013年12月10日火曜日

割合の難しさ

割合は、高学年で最も難しいと言われる単元です。この単元を、石田淳一教授の著書の通り、進めてみました。もとにする量とくらべる量さえわかれば、演算決定が簡単になります。線分図のかき方をしっかり指導すれば絶対うまくいくというものです。

さて今日は、割引きの問題。予想通り、割引きの意味やくらべる量はどこなのかがなかなか理解できないところです。

しかし、みんなで又はグループで学び合うことで、一人一人が理解できるようになりました。

グループの考え方は、ホワイトボードのように二通り。割り引く金額を出して定価から引く方法と、1から割引き率の小数を引いた数を割合として定価にかける方法です。どのチームも、どちらかの方法で解きました。つまり、全員が解けたということです。
次に、自力解決ですが、今度は割り増しの考え方です。くらべる量がもとにする量より大きくなるので、増やすということが初めての経験になります。予想通り、引いてしまう誤答もありましたが、何とか全員自力解決できました。
最後の写真は誤答ですが、割引きと割り増しの違いを理解するのに役立ちました。間違いは宝だ!という意味も、理解できたと思います。




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