2012年9月9日日曜日

自ら足場をつくる子供たち

 
 
運動会中は、なかなか落ち着かない日々でありました。しかし、そういう時期だからこそ、学習に集中できるような力をつけなければなりません。
 
 
というわけで、4年面積の2教時目。前時では、ブロックの数がいくつ分かで面積をくらべることができるということを学習しました。
 
 
さて、今日も子供たちの気づきから始まりました。
2枚の長方形と正方形を提示して、
T:「気づいたことはありませんか?」

C:「長方形と正方形です。」
C:「どちらの面積が大きいか調べたいです。」
 
(おお、早くも昨日の学習を想起している!)
今日のめあての内容がすぐにでてきました。
さらに、
C:「昨日の図には無くて、今日の図形にあるものは辺の長さです。」
 
子供たちから、今日の学習で目をつけてもらいたいことが、次々に出されてました。
T:「では、辺の長さがわかっている図形の面積をどうやって比べたらよいでしょう。」
C:「昨日みたいに線を引いたらいいかも。」
C:「でも、ブロックみたいに線が引けるのかな?」
C:「辺の長さがわかっているから、1cmずつ引けるかもしれないよ。」
 
というわけで、1平方cmを基本単位にすればよいことが、子供たちの学び合いから自然に出されました。
 
子供たちは、図や式などを見ただけで、疑問から気づいたことなどいろいろな考えを出し合いながら、考える足場を自らつくることができるのです。まだまだ、クラス全体とはいきませんので、一人一人考えを持てるように、グループ学習などを重ねながら進めていきたいです。

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