2016年7月10日日曜日

数学の外角につながる発想

三角形の3つの角の輪は180°という既習を使って、1つの内角を求める問題。

まずは、内角を求める問題を全体で解き、それを考える足場にしました。これは容易に解決!

ここで本日の主問題2。外角を求める問題です。ここをグループ学習にしました。㋐(山形県では、「あーまる」と呼んでます)の内角は、簡単に説明できていましたが、㋑(いーまる)の角の求め方を説明するのに苦労していました。Cチームは、「半回転は180°」を入れることで、他のチームでも取り入れました。(学び合いのよさですね)


ところが、Fチームのある男子が、「2つの角を足しただけでいい」ということをつぶやいていました。そのこだわりでFチームの説明が遅れてしまいました。

なぜそういうことが言えるかを一生懸命考えていました。これは、数学の照明問題になりますね。

自ら仮説を立て、理由の説明を考える子どもを見て、
「これが探究型学習なんだ」
と思いました。

全体の学び合いでそのことを取り上げることで、どうしてそうなるのかわからなかったが、2つの内角の和が外角と同じになりそうだということに気が付きました。

授業の最後に、
「2年後、○○君が発見したよ!って数学の先生に伝えてね。」
と言いました。

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