本研究会では算数科を中心に、算数学び合いの石田淳一教授(東京家政大学、前横浜国大)のご指導のもと、「協働的な学び合い」の実践研究をしています。さらに、教育実践研究家の菊池省三先生を代表とする「菊池道場山形支部」として、白熱する教室を生み出す学級づくりをして、「主体的・対話的で深い学び」ができる子どもの育成を目指しています。 お問い合わせは、山形県南陽市立赤湯小学校 田井地 清まで vaio0819@yahoo.co.jp
2012年6月25日月曜日
「考える足場」では、前時が足場になることが多い
今日の授業は、商の検討をすることでした。前時に、94÷32の商を検討づけする場合、3をたててダメなときは、一つ数字を小さくして2にして計算するというものです。
本時では、商を6とたてた場合、計算できないので5にして、それでもだめで4にするというものです。いわゆる1ずつ小さくするということです。
今日は、単純に前時の復習をさせました。それが、今日の主問題を解くのにぴったりの足場になりました。当たり前のことですが、前時の復習が本時の足場になるということを、意外に忘れてしまっていることがあります。
「前時の復習と足場はどう違うのですか?」
という質問されることが多いのですが、そういう時はこう答えます。
「前時の内容を既習として本時の問題を解くアイディアになっていれば、それは立派な足場です。」
今日は何を足場にすればよいのかと迷っている方も多いようですが、単純に前時が足場になっていることが非常に多いのです。足場に挑戦なさっている方も多くなりました。前時の復習をするだけでも足場になりますので、ぜひ実践してみてください。
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