二戸部(@山形市)です。
たいち先生、今日のプレゼン、お疲れ様でした。
パワーポイントもわかりやすくまとめられていて、以前よりも、大分「足場」の考え方がわかってきました。
「足場」の流れは、基本的に①全体で既習事項を想起するなどして、来る問題への準備をする②類題の全体解決③類題(発展?)の自力解決。なのでしょうか?
確かに、算数が苦手な児童は、何を根拠に考えたらよいかわからず、ほとんどの時間をボーッと過ごしてしまうことがあると思います。
その点、助け舟があれば、安心して授業に臨める可能性が高まりますね。
私の算数は、今のところグループ学習が主体です。タイプで言えば課題解決型の授業に分類されると思います。グループ学習は、単に「グループで考えを交流する」という内容であれば、かなり中身の無い活動に陥る危険性を持っていると感じます。しかし、解を決定するまでのグループ内の活動内容に徹底的にこだわれば、とにかく「説明する」力を高めることができるのかなと思っています。
そして何より、「ディスカッション」する力の育成も狙えると思います。算数が苦手な児童でも輪にはまって、議論する力が大分ついてきました。その結果、以前に比べ、たくさんの児童が挙手できるようになってきました。指導要領に”議論する力”とはでていませんが、説明する舞台は”議論の場”と考えると、このような学習は必要なのかと思います。
課題解決型の学習、そしてグループ学習も、やり方とトレーニング次第で十分、子ども達を高められると、手応えを感じているところです。
しかし、数学的思考が伸びているかというと、テストを見る限りでは、まだまだ課題があります。もっと、「説明を”書かせ”」たりするなどしていきたいと思います。
そして何より、必要に応じて「足場の授業」を実践して、苦手分野への重点補強を図っていければ、最高だなと考えています。
近いうち、たいち先生の授業を見せて頂きたいです。そして自分のクラスの授業も見て頂き、アドバイスを頂きたいです。そして何より、どこかの機会で、自分も「足場の授業」ができるように、ご指導頂きたいです。
1 件のコメント:
足場のタイプには、以下のものが考えられます。
1.既習問題の解決のアイディア・方法を振り返る
2.既習問題を解く
3.導入問題を考え、新しいアイディア・方法を知る
4.主問題のひとつの解法の見通しの工夫を考える
5.問題場面からわかることを記述する
6.問題場面を図や表などに表す手立てを学ぶ
このように、その授業の問題やねらいによって、足場はいろいろと変わってくるものだと思います。単元指導計画にも、足場の内容やタイプを位置づけることができれば、完璧ですね。
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