久しぶりの書き込み。忙しくてなかなかブログアップできないでいた。(と言う今も、来週の研修会の発表資料づくりで忙しいのだか・・・)
今日から、4年生の習熟度別学習が行われた。全学年、2学期に行うもので、4年生は今日が初日。3C4Tとして、それぞれのコースに分かれて「2けたでわるわり算」を学習した。
今回は、じっくりと進むコースを担当。今までの足場のやり方を使えば、ここでも生かせると思って授業開始!
始めてみると、足場のさらに足場が必要な感じがした。わり算の筆算では、途中かけ算が出てくるが、半数が誤答。繰り上がりのミス。
結局、10進位どり記数法の仕組みが理解できずにいるというところに行きつく。加減乗除すべては、この記数法の上に立つものなので、やはりここが理解できないと、すべてに影響してくる。
この子供たちを見ていて、自分が小学校低学年の時のことを思い出した。2週間ぐらい耳鼻科に通院しなければならない時期があって、この期間午前の授業が出られなかった。ちょうどその時に、繰り下がりのある引き算をやっていたのだか、この単元をほとんど欠席してしまった。その後に、引き算がでてくると、繰り下がりの意味がよくわからずに、なんとなくで計算していた。ところが、中学年になってみんな暗算でできる引き算が、自分にはできないという壁に当たった。
「どうしてみんなわかるんだろう。」
たぶん、数え引きで今までなんとかしのいできたからだろう。このことが、高学年まで尾を引いた。ちょうど4年から始めた珠算のおかげで、10進法の仕組みがわかってきた。珠算をさせてくれた親に感謝したい。このように、繰り下がりがちょっとわからなかっただけで、けっこう苦労した思い出がよみがえってきた。
とはいえ、目の前に基本的な計算ができない子供たちがいるから、繰り返し教えていかなければならない。どこまでさかのぼるかわからないけれど、その子供が納得いくまで教えなければならない。
足場もいいが、かなりの足場が必要である。2週間、がんばっぺ。
0 件のコメント:
コメントを投稿