今日は、市の算数部会の提案授業を参観させていただきました。
4年生の式と計算のじゅんじょの授業です。単元最後の授業ですが、ここでのねらいは「式をよむ」(式の意味を説明する)というのが大きなねらいです。式を見て、どんな考えなのかを知り、言葉や図で表現できるようにする授業です。
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・・○○・・
○○○○○○
○○○○○○
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このように並んだビスケット○の数を、式に表したものをどのような考え方なのかを考えるという問題です。
教科書では、①4×5 ②5×4 ③6×6-4×4 ④4×2+6×2
という4つの式を提示していました。指導案でも、その通りの流れでしたが、実際の授業では、多様な式を考えさせ、それぞれを説明させるという流れでした。
「実に多種多様な考え方がでてくるな。」
と感心してしまいました。
ほとんどの子供たちが考えたのが、①の式でした。 ②をやった子供もいましたが、①と同じ式だと思ったのか、板書には出ませんでした。③の考えは出なかったものの、面積の学習で、L字型図形を求めるときに、全体から部分をひく方法があったことを想起させれば、容易に子供たちから出されたのではないかと思いました。
今回の授業では、①の比較的かんたんなやり方で、みんなで説明してみるという活動が必要だったのではないでしょうか。つまり、①の考え方を足場にしてもよかったのではないかと考えます。そうすれば、4つの式の意味を図や言葉で説明することができたと思います。
人の授業を見ても、常に「足場」の考え方でやったら、この授業はこうなるな・・などと考えてしまうクセがついてしまいました(笑)
またまた、足場の考えを深めることにつながりました。授業を見せてくださった先生に感謝です。ありがとうございました。
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