本研究会では算数科を中心に、算数学び合いの石田淳一教授(東京家政大学、前横浜国大)のご指導のもと、「協働的な学び合い」の実践研究をしています。さらに、教育実践研究家の菊池省三先生を代表とする「菊池道場山形支部」として、白熱する教室を生み出す学級づくりをして、「主体的・対話的で深い学び」ができる子どもの育成を目指しています。 お問い合わせは、山形県南陽市立赤湯小学校 田井地 清まで vaio0819@yahoo.co.jp
2012年5月21日月曜日
「ほめほめタイム」で自尊感情アップ!
先週、家庭訪問がすべて終わりましたが、さらに土曜日、学年懇親会がありました。子供とは、毎日ふれあうことができますが、保護者の方々とも一緒に飲めるというのもいいことですね。(翌日は、死んでましたが・・・)
今日は1組担任が出張で、自クラスで実習生のW先生が授業をするということで、1組での授業になりました。ふだんから図工を担当したり学年一緒の活動をしているので、一人一人みんなわかるのですが、算数の授業をしてみると、また違った顔を見せる子供たち。同じ学年でも、反応が全然違ったりします。だから授業っておもしろいと思います!
さて、5月から帰りの会で行っている「ほめほめタイム」。今日は、○○さんの巻というように、毎日誰かを順番にみんなでよいところを言ってほめてあげます。各班から1名ずつということで、合計6人+実習生と担任も参加しています。実習生は、ほめほめタイムに自分も入れてくださいという要望があり、ほめるところを言ってもらっています。まだ日が浅いのに一人一人の子供をよく見ていて、毎日よいところを伝えています。さすがです。
複数の人たちから自分の良い点を指摘されるとほとんどの子供は、
「よいところなんてないと思っていたけど、みんなに言われてとてもうれしいです。これからもがんばります。」
とコメントをします。
教師は子供のよさを見つけ、ほめるというのはよく聞くことですが、 子供同士ほめ合うという経験はあまりないと思います。最初は、ほめるってどういうことがわからない子供もいましたが、人の会見を聴いてから、どんどん言えるようになってきました。
言われた方は当然ですが、言った方もとても気持ちよくなり、とてもよい感じで一日を終わることができます。そして、また明日からも、元気に学校に来たいな!という意欲付けにもなっているようです。
今、世の中では、指摘することはあっても、互いに褒め合う、認め合うということは少なくなってきているように感じます。大人の世界でも、「ほめほめタイム」が必要かもしれません。
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