大雪もちょいと一休みという感じですね。
さて、来年度の学校研究について、今ごろどこの学校も方向性を探っているころだろうと思います。研究推進委員会でも、この件について検討していますが、今、何を大事にしていかなければならないのか、うちの学校の子供たちにどんな力をつけなければならないのか、などということを中心に思案中です。
推進委員会で出たのが、「言語力」
どの教科でも、言語力の育成ということが叫ばれています。「言語力」を、ネットで調べてみました。簡単に言うと以下の通り。
文部科学省の調査研究協力者会議のひとつである言語力育成協力者会議(2006年6月-)において打ち出された概念で、学校教育のすべての科目を通じて個人の自己表現、他者理解、共同生活の能力を助長することを目的として、狭い意味の国語力にとどまらないコミュニケーション能力、思考力を指す用語として提案された。
これを考えると、言語力は、単に国語で言語活動をしながら身に付けていくということだけではなく、学校全体で取り組むべき課題であると思います。あまりにも広い言葉であるので、焦点化した取り組みをしていかないと、自己満足的な研究になったり、深まらなかったりするのではないでしょうか。
考えを持つこと、書く、読む(読解力)、話す、聞く、表現する、伝える、かかわる・・・・などというすべてのことを包括しそうな言語力。
算数科での言語力は、まず筋道立てて考えを持つこと、その考えを説明すること、いろいろな考えの説明を理解しようとして聴くこと、聴いたことを元に、より速くて簡単いつでもできる方法を選択する根拠を説明すること、学んだことを生かして発展的に考えること・・などいろいろ考えられます。
さて、学校研究では、どのようにして取り組むか。国語科を中心としていくか、国語や他教科も含めながら言語力を追究していくのか、明日の全体会で検討します。
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