2015年9月30日水曜日

よい表現を真似したくなる

朝夕肌寒いですね。

さて、ホワイトボードを使ったチーム学習にも慣れた頃、他のチームが
まず
次に
だから

とか、

わり算の筆算で習った、

たてる
かける
引く
おろす

という表現を用いて、とてもわかりやすいということになった前時。

本時では、何も言わなくてもその表現を取り入れたチームが増えました。

少しずつですが、よさを感じるといかそうとする子供たちでした。

このチームは、単なるわり算の手順ではなく、何がたつかをどう考えるかという説明をしていました。苦手な子供にも、わかりやすかったと思います。

このチームは、黒板にある各チームのホワイトボードを見て、自ら間違いに気づき、みんなに発表しました。間違いを発表することのよさを伝えました。どんどん間違いましょうねと教えました(^^)

2015年9月20日日曜日

ホワイトボードを精選し、見やすい板書

五連休真っ只中です。家族で行楽地などへ出かけ、連休を堪能なさっていることでしょうね。

さて、6月に石田先生にご指導いただいたことの一つに、情報量を少なくするために、代表的な考えのホワイトボードだけを残すということがありました。今回は、その実践例です。
2桁でわる筆算ですが、ほとんどのチームが正しく筆算していました。めあては説明しようなので、きちんと説明しているチームを選びました。

十の位に3を立てたチームがあり、敢えてここから全体の学び合い開始。

「答えが違う」
「なんで十の位に3がたつの?」
「9に3が3回入っているけど、9に32が3回入っていることになるから間違い」
「あ、そうか」
このように、子どもたちの学び合いで、間違いに気付いながら、正しく説明することができました。
このチームのよさは、まず、次に、だからを使ってわかりやすく説明していることや、たてる、かける、ひく、など3年で習ったことをしっかり使って説明していることです。みんな学び合いによりそのことに気付きました。

やはり、8つのチーム全てを提示するよりは、2つか3つぐらいの考えを比べた方が効率的で、よさが浮き彫りになります。



2015年9月14日月曜日

置算研発足について

夏休み中にする予定が、運動会やら諸事情により伸び伸びになってしまいました。ネット上にて提案いたします。



山形県算数学び合い研究会『置算研』発足会
1 目的
 ・南陽市・米沢市を中心とした置賜地区の算数研究会で、算数指導の情報交換や算数の研修を積むことで、会員それぞれの授業力が上がり、子供たちの学力を向上させる。
 ・会員相互の親睦を図る。
2 活動内容
① ネットでの情報交換
・フェイスブックグループでの実践交流
・ブログへの参加及び交流
・その他(ご意見ください!)

② 情報交換による勉強会&懇親会
・会員それぞれの学校や公共施設を会場としての実践研修(校内であれば、授業を見せ合うなども)
③ 石田淳一先生との勉強会(来県時または、こちらから出向いての勉強会または研究会)
④ 各会員が校内への発信(校内研、職員研修など)
⑤ 新算研への参加
⑥ その他
3 組織
名誉顧問;石田淳一 教授
顧問  ;(      )校長
顧問  ;(      )校長
代表;
幹事; 
庶務;
会計;
ネット担当;
米沢支部長;
南陽支部長;
西置賜支部長;
長井支部長;
部については、今のところ一応形だけですが、人数が増えれば組織化していきます。
以上ですが、いろいろとご意見ください!
学力が低迷する山形県のために、立ち上がりましょう!

「学び合い」のある算数授業・板書アイディア  『協同的な学びで、思考力・表現力を育てる』

暑かった夏も終わり、長袖シャツが恋しい季節になりました。季節の変わり目は、風邪に注意!

というわけで、前勤務校の時に執筆した原稿が、掲載されました。もし購読可能な方は、ぜひご覧ください。




6年「速さ」の導入です。単位量あたりの大きさの学習を想起させながら進めました。石田先生からは、本時では「与える足場」で指導し、どんなところが既習と同じか、どんな方法でできそうかというスモールステップで指導するやり方が、類推的に考える指導方法として効果的とのコメントをいただきました。








2015年9月6日日曜日

さすが中学生!

先週3日間、2人の中学生がうちのクラスに職場体験にやってきました。

チーム学習では、考えは同じですが式の書き方が違いました。低学年から、=は答えを出す時に使う記号として捉えてきたのですが、学年が進むと、左辺と右辺が等しい時に使う記号となっていきます。数学ではもちろんです。さらに、数学では式の変形が長くなり、どこを計算したのかがわかるようにするために、=を縦に揃えます。この時、中学生から数学ではこうなるよ!とアドバイスを受けると、4年生の子供たちは素直に受け入れました。

教師の指導より、中学生からの一言に重みがあった授業でした(^^)