例示した授業は、大井小学校の算数の公開授業でした。
http://gakkokyoiku.gakken.co.jp/data-search/2012/11/20130118.html
この研究会の指導助言も石田先生ですが、石田先生の理論に基づいた研究をしての公開授業ということです。単元は、拡大図です。授業者は、4年目という若い先生で、子供たちの思考をうまく学び合いでつないでいました。説明する側は、相手にわかるように、またはわかったかを確認しながら説明しています。聞く方も、わかったかを意思表示します。既習をきちんと関連付けながら、学び合いことでどんどん深まっていくという見事な授業です。
この公開研に参加なさった私の知り合いのN先生は、このビデオを家宝にするとおっしゃっていたそうです。しかも、
この本を購入し、実践したところ子供たちが変わった(タイトルにもある通りです)ということで、この公開研に参加したということでした。ぜひ、このブログにも実践をアップしていただければと思います。
この授業の後に、山形県南陽市のR小学校のI先生の授業も紹介されました。I先生は、算数指導ではベテランの先生ですが、石田先生の理論に納得し、学校研究に取り入れながら実践を進めている先生です。この授業も、子供たちが育っているなあと感心してしまいました。自分の近所の学校で、こんなに高まっている授業があることを知り、とてもうれしく思いました。
というわけで、西湘研の先生方の真剣な自主研修の姿を拝見し、よい授業を求めている姿に感動するとともに、このような自主的な研修会があることをうらやましく思いました。山形県でもこのような勉強会を開催できそうな動きが出てきました。石田先生も意欲的です。しかも、一緒に筑波附小の研修会に行った先生にも、賛同していただける方が見つかり、少しずつメンバーも集まってきています。
西湘研をお手本としながら、地元の理解者を増やし、組織的に研究会を開催できればと考えています。西湘研の先生方のおかげで、今後の展開の刺激になりました。懇親会もとても盛り上がり、楽しい夜をすごすことができました。本当にありがとうございました。
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