平成19年の10月、地区の算数研修会において、青森県八戸市立長者小学校から先生をお招きして、師範授業を行いました。
4年生の「面積の求め方」でした。L字の図形の面積を求める授業です。自分なら、長方形の面積の公式をちょこっと復習したりして、すぐに求積に入るところですね。
ところが、足場の授業では、本時と同じL字の図形を使います。図形といっても、シールがならんでいて、それが本時の図形と同じ形になっているというもの。子どもたちは、容易に「切る」「付け足す」「移して長方形にする」という考えを出しました。
そしていよいよ本時の主問題1!ここで自力解決かと思いきや、なんとまたまた全体解決。足場をこれぐらいやれば、子どもたちは主問題2で、数字が変わっても難なく解いていました。
しかも、これって師範授業ということで、子どもたちは、先生とその時初対面。。。
この授業を見て、「なるほど」と思いました。今までの自分の授業スタイルは、教えないで考えさせる授業だったなって・・・
さっそく、自分のクラスでも実践を開始しました。
しかし、何を足場にするのか??どれだけ時間をかけるのか??本当に考える力がつくのか??・・・いろいろなことが頭をよぎりました。
自分一人でもんもんしていてもだめだと思い、先生方に見てもらうことにしました。
つづく
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