2011年6月16日木曜日

総合単元的道徳「なかよしだから」

「総合単元的道徳」・・あまり聞きなれない用語かもしれませんが、私たちの学校研究で扱っているものです。秋には発表会があります。そのために、1学期中に全クラス授業研をするというので、毎週のように事前研やら、事後研やら入っています。自分も、今指導案を作成中ですが、ちょっと壁に当たってるので、ブログへと逃避です。


昨日、3年の道徳の授業研が行われました。担任のT先生は、総合単元的道徳では、もう何年も経験している先生です。「なかよしだから」というお話で、友達を理解して、よりよい友達関係を築こうという内容です。

今回の授業では、「役割演技」ということが、大きな柱でした。モデルを示した後、全員がペアになって互いに登場人物になって、対話するという設定です。実は、数日前、うちのクラスでT先生が授業者となって、プレ授業を行いました。その反省を生かしながらの授業です。

事後研では、いろいろな意見が出されました。

・モデルを示した役割演技では、本音が出せないのでは?
・モデルや板書をヒントにして、苦手な子供もロールプレイできたのでは。
・登場人物に託して、自分を語らせる有効な手立てになった。
・役割演技では、なかなか全員を見とることができないので、うまく活用できないのではないか。
・一人一人に対話をさせる手立てとして有効。

などなど、役割演技だけでもさまざまです。役割演技は、やはり意味のある有効なものにしなければならない。そのためには、何を言わせるのか、どう活用するのか、どのように深まったことを見とるのかなど、難しさがたくさんあります。

しかし、登場人物になりきって自分を語ることが道徳では重要ですから、役割演技がしっかりできて有効に活用できれば最高ですね。今回の授業でも、一人一人が生き生きと活動していました。こういうときの子供って、目が輝いていますね。

2011年6月15日水曜日

国語科での足場

算数だけでなく、いろいろな教科で足場が有効だったりすることがあります。

小学校3年国語の光村の教科書では、『読んで感想をもとう』という説明文を扱う単元に、足場ととらえられる内容がありました。最初に、『イルカのねむり方』という説明文があります。見開き2ページで終わる短い文章です。3年生でも、内容を理解するのに容易な長さです。ページ上段に、はじめ、中、おわりという大きく3つに分かれていることを示す帯がありました。

次に、『ありの行列』という説明文があります。ちょっと長いのですが、これが『イルカのねむり方』と同じ構成になっているということがわかります。これがわかれば、文章を理解しやすいということですね。構成がつかめれば、全体的に書いてあることがわかります。つまり、イルカを足場にするという流れだと思います。

前勤務校で、算数と国語を研究していました。算数は、「足場」の研究を中心にしていましたが、国語科でも、国語の足場とは??という切り口で、前学年の説明文を足場にして、読み取りをしたりする授業もありました。なるほどと思いましたが、前学年からというのが日常の授業では、ちょっと大変なのかなと感じていました。

しかし、この単元構成だと、国語でも足場で考えさせることもできるんだなあと思いました。石田先生に言わせれば、ちょっと意味が違うと言われるかもしれませんが、算数の足場を他教科へ拡張すると、こうなるのかなと思ってしまいました。

やはり、足場は大事です。

2011年6月11日土曜日

算数指導研究会 「考える足場」: スマートフォンの活用

算数指導研究会 「考える足場」: スマートフォンの活用: "スマートフォンには、HDMI端子がついています。このHDMIでつなげば、教室の大画面TVに映像や画像、地図などを映せるのではと思い、つないでみました。そしたら、映像、音声など、クリアに映すことができました。 とりあえず何ができるか考えました。ちょうど、3年社会で、市内の学習を..."

スマートフォンの活用

スマートフォンには、HDMI端子がついています。このHDMIでつなげば、教室の大画面TVに映像や画像、地図などを映せるのではと思い、つないでみました。そしたら、映像、音声など、クリアに映すことができました。

とりあえず何ができるか考えました。ちょうど、3年社会で、市内の学習をしていましたので、グーグルアースを表示して、市の土地利用のようすを見せました。子供たちは、地球から市内へと接近していく様子を見て、びっくりしていました。山などの森林、市街地、田んぼや畑など、衛生写真でもかなり鮮明にわかります。ただ、写真がちょいと古く、高規格道路が、まだ工事中の写真でした。ということは、3、4年前の写真でしょうね。

このように、社会で活用してみました。ということは、いろいろな教科で活用できそうです。算数では、図形などで使えば、効果的ではないでしょうか。パソコンもいいのですが、立ち上げたりつないだりと手間がかかりますが、スマートフォンは手軽に使えます。ネット画面もすぐに見せられるので、とても便利です。いろいろなアイディアで、挑戦してみたいと思いました。考える足場の算数で使えたら、報告いたします。いろいろなアイディアなど、コメントいただければありがたいです。

2011年5月28日土曜日

足場実践の研修会(その2)

5月25日(水)、豊田小学校にて「足場実践についての研修会」があり、実践を報告させていただきました。豊田小学校では、足場の研究をするということで、とてもうらやましく思いながら参加させていただきました。

すでに石田先生の著書を購入したり、このブログをご覧いただいたりして、足場の算数を実践なされていたようです。自分の実感として、やはり実践をしてみていろいろと疑問や成果を感じるものだと思います。まずは実践してという豊田小の先生方の前向きな考えはすばらしいですね。


梨郷小さんと豊田小さんで同じような実践報告をさせていただきました。それぞれの学校で成果が上がることがとても楽しみです。そして、このブログを実践の交流の場にしていただきたいということもお願いしてきました。

私が足場を実践し始めたころに感じたことは、講演を聴いて師範授業を拝見して、本を購入しても、授業をしてみると、「これが本当の足場の授業なんだろうか。」と疑問に思いました。石田先生にも、直接メールしたり、指導案を送ったりしてみたこともありました。(かなり、参考になりました)

しかし、実際に授業を見てもらうことが一番だなと思い、いろいろな場を借りて授業をみていただきました。先生方からのさまざまなご指摘やら感想などをいただいたことが、とても勉強になりました。そういう意味で、足場の授業を学校研究で取り上げるということは、とても有意義だと思います。学校研究で成果が上げられるように、私もできる限りのご協力をしていきたいと思います。そのために、このブログにいろいろな実践や疑問や失敗談などをアップしていただきたいと思います。この2つの学校だけでなく、このブログをお読みになられていらっしゃる方々からも、ご意見、ご質問をいただければありがたいです。 (研究会に参加したい方は、メールください)


豊田小の先生方、お招きいただきましてありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

2011年5月23日月曜日

足場実践の研修会(その1)

今日は、同じ市内の梨郷小学校さんにお招きいただき、「考える足場」の実践を発表してきました。

実践発表は去年から何回かやらせていただきましたが、何度やってもうまく伝わっているのかなあと思ったりします。本来ならば、提唱者である石田先生にお出でいただくのが一番だと思いますが、実践者の一人として自分なりの成果や感じていることを発表してきたつもりです。

先生方から事前にいただいたご質問は以下の通りです。
1.見通しと足場のちがいは?
2.足場づくりと、今までの既習事項の確認とのちがい。
3.足場を組み立てるとき、教科書からスタートする場合どんな方法があるのか、具体的にお聞きしたい。
4.1時間の流れ、単元の指導計画をつくるにあたって、今までとどう違うのか。また、特徴は何か?
5.新しい内容の提示の仕方(まとめ方、つなぎ、発問など)や進め方が不安。
6.さまざまなパターンがるということだが、段階的なことがあればそのやり方を教えていただきたい。
7.児童への足場のとらえさせ方や、足場の意味づけをどのようにしどうしたらよいか。

などなど、どれも足場の授業をするにあたって、以前自分自身もいだいた疑問とほとんど同じ質問でした。発表後には、子供たちへの学び方指導をどうするか、学習プリントは毎時間使うのか、板書計画をどう扱うか・・などの質問もいただきました。

今回の発表で、こららのご質問にうまく答えられたかあやしい部分もありますが、まずは自分なりに授業をやってみることが大事かなと思います。授業をする中で見えてくるものがあると思います。

このような研修会において、発表の資料をつくったりしていると、新たに自分の課題が見えてきたり、質問に答える中で自分の考えも整理されたりと、私にとっても自分のためになる機会になります。今の自分の目指す授業像もはっきりと見えてきます。

今、私が目指す授業は、子供たち同士で足場をつくる授業、対話のある授業です。発表させていただいて、そういうことを改めて感じることができました。

感想や疑問などありましたら、コメントしてください。みなさんの共通理解のもと、成果が上がることを期待しております。今日は本当にありがとうございました。

2011年5月17日火曜日

深イイお子さんがいました!

 5月14日、市の陸上大会が開催されました。役員ということで、朝から赤湯小学校に行きました。幅跳びの担当で、大風の中、砂場をならす仕事をやっていました。次々に選手が招集されるので、なかなか休憩もできずにいましたが、ちょこっとトイレに行った時のことでした。

 体育館のトイレに行くと、多くのスリッパが散乱していました。
「大勢の人が集まると、こうなるんだよな・・。」
と、モラルの低さにがっかりしていると、その時、トイレを済ませた3人の小学生(地元の赤湯小学校)のうちの一人が、なんと散乱していたスリッパの中から一足分のスリッパをそろえて、
「どうぞ」
と、私の足元にそろえたではありませんか!一瞬のことで、名前を確認することもなくあわてて、
「ありがとう」
というのが精いっぱいでした。

 役員としての作業をして疲れていた私の心が、ほっかほっかになりました。子供はもちろん、大人でもなかなか人のことを考える余裕がある人が少なくなっています。もちろん、自分もそのうちの一人ですが・・。この子供の行為は、とても小さいことですが、一生忘れることができないと思います。こういうちょっとしたことが、幸せの輪を広げていくのだろうと思いました。一人の小学生から、大げさですが、人間の生き方を学びました。

ありがとうございました!