昨日、3年の道徳の授業研が行われました。担任のT先生は、総合単元的道徳では、もう何年も経験している先生です。「なかよしだから」というお話で、友達を理解して、よりよい友達関係を築こうという内容です。
今回の授業では、「役割演技」ということが、大きな柱でした。モデルを示した後、全員がペアになって互いに登場人物になって、対話するという設定です。実は、数日前、うちのクラスでT先生が授業者となって、プレ授業を行いました。その反省を生かしながらの授業です。
事後研では、いろいろな意見が出されました。
・モデルを示した役割演技では、本音が出せないのでは?
・モデルや板書をヒントにして、苦手な子供もロールプレイできたのでは。
・登場人物に託して、自分を語らせる有効な手立てになった。
・役割演技では、なかなか全員を見とることができないので、うまく活用できないのではないか。
・一人一人に対話をさせる手立てとして有効。
などなど、役割演技だけでもさまざまです。役割演技は、やはり意味のある有効なものにしなければならない。そのためには、何を言わせるのか、どう活用するのか、どのように深まったことを見とるのかなど、難しさがたくさんあります。
しかし、登場人物になりきって自分を語ることが道徳では重要ですから、役割演技がしっかりできて有効に活用できれば最高ですね。今回の授業でも、一人一人が生き生きと活動していました。こういうときの子供って、目が輝いていますね。
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