2011年5月23日月曜日

足場実践の研修会(その1)

今日は、同じ市内の梨郷小学校さんにお招きいただき、「考える足場」の実践を発表してきました。

実践発表は去年から何回かやらせていただきましたが、何度やってもうまく伝わっているのかなあと思ったりします。本来ならば、提唱者である石田先生にお出でいただくのが一番だと思いますが、実践者の一人として自分なりの成果や感じていることを発表してきたつもりです。

先生方から事前にいただいたご質問は以下の通りです。
1.見通しと足場のちがいは?
2.足場づくりと、今までの既習事項の確認とのちがい。
3.足場を組み立てるとき、教科書からスタートする場合どんな方法があるのか、具体的にお聞きしたい。
4.1時間の流れ、単元の指導計画をつくるにあたって、今までとどう違うのか。また、特徴は何か?
5.新しい内容の提示の仕方(まとめ方、つなぎ、発問など)や進め方が不安。
6.さまざまなパターンがるということだが、段階的なことがあればそのやり方を教えていただきたい。
7.児童への足場のとらえさせ方や、足場の意味づけをどのようにしどうしたらよいか。

などなど、どれも足場の授業をするにあたって、以前自分自身もいだいた疑問とほとんど同じ質問でした。発表後には、子供たちへの学び方指導をどうするか、学習プリントは毎時間使うのか、板書計画をどう扱うか・・などの質問もいただきました。

今回の発表で、こららのご質問にうまく答えられたかあやしい部分もありますが、まずは自分なりに授業をやってみることが大事かなと思います。授業をする中で見えてくるものがあると思います。

このような研修会において、発表の資料をつくったりしていると、新たに自分の課題が見えてきたり、質問に答える中で自分の考えも整理されたりと、私にとっても自分のためになる機会になります。今の自分の目指す授業像もはっきりと見えてきます。

今、私が目指す授業は、子供たち同士で足場をつくる授業、対話のある授業です。発表させていただいて、そういうことを改めて感じることができました。

感想や疑問などありましたら、コメントしてください。みなさんの共通理解のもと、成果が上がることを期待しております。今日は本当にありがとうございました。

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