余りのある小数のわり算の学習。余りがいくらになるかを考えます。
下の2つのグループは、出た余りをそのまま答えにしています。F班は、「ここまでいいですか?」などと、発表する時の言葉を書いていました。
A班も同じように説明していますが、商の求め方は既習なので説明しなくてもよいのですが、やはり説明というと全てを説明しようとします。
黒板では、正解チームと誤答チームに別れていました。いつもは、「どっちがはかせどんなんだろう」と比べていますが、今日はどっちが正解なんだろうということです。政界チームからは、「割る数の5.6より余りが大きくなるのはなぜですか。」という質問。誤答チームは、答えられず・・・。この時、「いまの質問から、21という余りはまだ5.6が
入っているから、間違いだということに気が付きました。」という発言ができたら花マルでしたね。それが学び合いです。
下の班は、正解グループでしたが、2つのの数それぞれを10倍するということしか説明していません。誤答グループと同じ説明で、余りだけが2.1となっています。なぜ2.1なのか説明していないことを指摘されると、「21はありえないからです」という答え。算数の説明にありがちな考え方です。なぜ10で割るかを説明していません。
これをうまく説明していたのがC班。もともとのわる数とわられる数を10倍して計算しているので、余りも10倍になっている。だから、10で割らなくてはならないという考え方です。この考えを聞いた他の班から、「あーーーっ」という反応。落ちました。
結論;下のようになりました。
このようなまとめをするために、教師が上位の子どもたちの発言をつないで例題を解きながら説明していけば簡単なことですが、学び合いによって自分たちの力で説明することのよさを感じるようにしていくことが大切です。
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