人数が違う平均から全体の平均を求める場合の学習です。よく、平均と平均を足して2で割ると全体の平均が求められると考える人がいます。全体の平均は、どうやって求めるのかという学習です。
グループ学習が終わったところから、自主的に自分たちの違う考え(同じでもよい)のグループを探し、グループ対グループの学び合いをさせます。まだまだ少人数なので、一人一人が納得いくまで説明し合います。ちょっとした違いに目を向けることができます。
チームでペアになり黒板にはります。ここでも話し合いが続いています。
全体の学び合いでは、どのチームもやり方・考え方は話し合っているので、話題になったことを発表してもらいます。
最初のチームでは、かける数とかけられる数が逆であったこと、
次のチームでは( )をつけるかどうか、つまり式を一つにするよさ、
最後のチームは、平均+平均って意味のない答えが出るということ
そんな話題を全体でシェアしました。こういうチーム学習をすることで、すでに考え方について話し合っているので、全体の話し合いで再び同じような話し合いをする必要がなくなり、確認だけで済みます。(話し合いの効率化)
自分たちのグループで話し合ったことが、他のグループとどうちがうのかはとても気になります。だから、他のグループの考えを聴きたくなります。ですから、自主的(能動的)にチームになります。
しかも、全体の学び合いは前述のように効率的に行うことができます。
これを「チーム学習」と呼んでいます。
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