2016年11月27日日曜日

平成28年度授業力開発セミナー開催のお知らせ

横浜国立大学の石田淳一教授によるセミナーが開催されます。石田理論での学び合いを実践している、または実践してみたいという方は、どしどしご応募ください。 





 平成28年12月23日(金)~24日(土)文部科学省箱根宿泊所で授業力開発セミナーを開催します。年々、東京都、神奈川県の教育管理職・教員や指導主事、大学生の参加者が増えて嬉しい限りです。多数の参加を期待しています。

1 期日 平成28年12月23日(金)~24日(土)
2 会場、文部科学省共済組合箱根宿泊所 四季の湯強羅静雲荘  TEL.0460-82-3591
250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320

箱根湯本駅より箱根登山鉄道(強羅駅下車)、地下道を上がり直進(徒歩約5分)
箱根登山鉄道 箱根湯本駅発強羅行き(約40分)
12時、13時、14時台(休日ダイヤ)    
  • 毎時 12分 25分 39分 51
強羅発箱根湯本行き9時、10時台
  • 毎時 07分 22分 37分 52
  • 1108233853
3 研修日程
 12月23日(金)現地集合 1345分頃
〇 研修1 14時~17時 講義・演習 講師 石田淳一教授
テーマ「アクティブラーニングを取り入れた算数授業づくり」
  ○ 入浴後、懇親会18時~19時30分頃予定
   ○ 研修2 20時~22時  実践交流、算数授業ビデオ視聴と指導・助言
 12月24日(土)朝食後
   研修3 8時~10時 私の実践報告 ○1030分頃解散
4 講師 石田 淳一先生 横浜国立大学 教育人間科学部教授(博士)
5 費用 1泊2食+研修費+飲物、入湯税等実費 13千円程度、学生は1
     夕食のみ日帰り5000円、研修会1のみ参加1000円                    
6 申込み締め切り 12月5日(月)宿泊は先着28(現在9部屋確保)
7 申込み・問い合わせ先 
  川上 携帯09058067564 自宅 047449-1233 職場03-6910-3529
  有賀 携帯09022232979 職場 0332630564 千代田区立九段小学校 
8 元梅島小関係者等は、往きJR上野熱海行9:54発、小田原11:27着 

9 石田先生の著書参考資料(別紙)有賀に事前申込、横浜国大は石田先生へ

2016年11月16日水曜日

チーム学習でじっくり自力解決ができる!


5年算数の単位量あたりの学習です。
車の燃費を比べる問題です。

見通しでは、ガソリン1リットルで何km走るかで比べる方法と、1km走るのに必要なガソリンの量で比べる方法が出されました。

グループ学習後に、他の班とペアになって説明しあいます。(写真)
だいぶ慣れてきました。


チーム学習では、詳しい内容まで話し合っているので、全体の学び合いでは詳しい説明よりも、チームでどんなことが話題になったのかを全体に伝えます。下の写真では、黄色い文字で大切なことが書いてあります。方法が同じなのに式が違うということです。単位量の学習で間違う点をズバリ指摘しています。全体にシェアする前に、他のグループやチームで同じような話題になったかを問います。

別のチームでは、なぜその式になるのかがわからないという話題になったことが書いてありました。さっきのチームの話題と関連させながら、1あたりの量を求める場合の式の立て方を話し合います。
ここまでで約35分経過。ゆとりを持って練習問題を解くことができました。グループ学習後さらにチーム学習となると、45分で終わらなくなるのではないかと思いがちですが、話し合いが効率的になるので、じっくりと個人学習に取り組めます。

2016年11月8日火曜日

自主的・効率的な「グループ+グループでのチーム学習」その1

 5年算数「平均」

人数が違う平均から全体の平均を求める場合の学習です。よく、平均と平均を足して2で割ると全体の平均が求められると考える人がいます。全体の平均は、どうやって求めるのかという学習です。


グループ学習が終わったところから、自主的に自分たちの違う考え(同じでもよい)のグループを探し、グループ対グループの学び合いをさせます。まだまだ少人数なので、一人一人が納得いくまで説明し合います。ちょっとした違いに目を向けることができます。



チームでペアになり黒板にはります。ここでも話し合いが続いています。


全体の学び合いでは、どのチームもやり方・考え方は話し合っているので、話題になったことを発表してもらいます。

最初のチームでは、かける数とかけられる数が逆であったこと、

次のチームでは(  )をつけるかどうか、つまり式を一つにするよさ、

最後のチームは、平均+平均って意味のない答えが出るということ

そんな話題を全体でシェアしました。こういうチーム学習をすることで、すでに考え方について話し合っているので、全体の話し合いで再び同じような話し合いをする必要がなくなり、確認だけで済みます。(話し合いの効率化)



自分たちのグループで話し合ったことが、他のグループとどうちがうのかはとても気になります。だから、他のグループの考えを聴きたくなります。ですから、自主的(能動的)にチームになります。

しかも、全体の学び合いは前述のように効率的に行うことができます。

これを「チーム学習」と呼んでいます。






2016年11月5日土曜日

石田淳一教授の協働学習とは⁉️

約半年ぶりに、横浜国大の石田淳一教授によるご指導が実現しました。

新刊2冊が近日中に出るそうですが、その中で、35+10の学び合いというのがありました。35分間は子ども同士で学び合い、10分間の個人学習です。新刊で学び、実践したいです。





2016年11月3日木曜日

チラシ作ってみました!

 明日の勉強会に、隣町や市内から先生方が集まります。さらに、来週は市の研究発表会で、学び合いの発表をします。その時に、参会者の方々に配付できればと考えて作ってみました。センスがダサいですので、若い先生方、ご支援よろしくです!

中学校でも子ども同士の学び合い(ブース型グループ学習)

 先日、地元中学校にて公開研究会がありました。協力者としての参加でした。この日を迎える前に模擬公開研があり、参加した時のことです。問題提示のあと、自力解決をしていましたが、自力解決が終わった人、解き方がわからない人などいろいろな学習状況が見られました。そして、ほとんどの人は、「相談したい・・」という雰囲気の中授業が進み、ブース型のグループ学習に入りました。考え方別にブースに集まって、フリーの学び合いをするという学習です。この学習において、「あ、わかった!」と言っていた人も見られ、有効な学習方法だと感じました。
 
 しかし、自力解決では、相談したいと思った時に相談させてもよいのではないかと思い、事後研で発言してきました。

 そして迎えた公開研。自力解決して数分もたたないうちに、ブースへ移動する人がいました。それに続いてどんどんブースへ生徒たちが自然に集まっていきました。これが必要感のある学び合いですね。

 かつての自力解決に対する考え方をどう考えるのかを、後のブログで考えてみたいと思います。