長方形のタイルを敷き詰め、最小の正方形を作るには、一辺を何㎝にするかという定番の問題です。
全部のチームが、最小公倍数に気づきましたが、なぜそれが正方形の一辺になるかの説明がなされていません。最小公倍数の求め方は既習なので、そのことを説明する必要はありません。
グループ学習に入る前に、なぜ一辺が最小公倍数になるかを説明しよう!と問いかければよかったのかと思いました。教科書にはありませんが、説明をきちんとノートに書かせました。説明させるって、なかなか難しいですね。家庭学習などにも取り入れながら、説明力・活用力を身につけさせたいです。
ところで、子どもたちが白熱したのは説明ではなく、その正方形にはタイルが何枚必要かということでした。
黒板の前に自然に集まり、自然な学び合いになっていました。
24×24=576枚というチームにたいして、4×3=12枚のチームの男子が説明しに歩いていました。身体でひたむきに説明する姿が印象的でした。アクティブです!
説明するという力も大事ですが、子どもたちは枚数の求め方に関心が高まりました。
教師が仕掛けたところとは違うところで白熱したという事例です。子どもの興味関心や思考の流れを事前にしっかりと予測できるようにしなければなりませんね(^^;;
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