先ずは、図を見せて気づき発表
「最初はたてが長くて縦長の四角。次が正方形で、次が横が延びて横長の四角になります」
「横が増えると面積が変わる」
ノーヒントでここまで言えるようになりました
ともなって変わる数、「一方」が変わると、「もう一方」が変わるという意識が理解できていると感じました
(一方ともう一方は違う!xとyは違う!)
1人の子は、在宅教材で予習してるので
言葉だけは知ってるけど意味は理解できてなく、「速さ」の学習では大失敗しました
まず、その知識を打ち砕かないといけないことに、気づいたときは遅く、
速さと道のり(そして距離)の意味理解が不十分になってしまいました
今回は、用語の意味理解に重点を置いて指導してきました
「ともなって変わる」「一方ともう一方」「比例」「決まった数」
その言葉が出てくる必然性を大事にして、繰り返し、繰り返し…
今回の学習めあては、「比例になることを説明せよ」
一番の彼らの苦手分野です
何でもかんでも比例と考える誤った常識を揺さぶりながらここまできました
そのために大事にしたい本授業でした
説明を言葉で書かせたのは初めてでしたが
2人とも難しいと言いながら見通しをもとに書くことができました(感涙)
(難しいことに気づくのも成長だ!)
なんと、1人の子はなんと数直線にしました
現象をとらえた結果、頭に浮かんだのでしょう
もちろん取り上げました
今回の裏のめあては
表、グラフ、xyの関係式、言葉の式に表して発表させた後、比例の特徴をもとに
全ての考えを統合することにありましたので・・・
「2倍、3倍になると、もう一方も…」
「1増えると2ずつ増える」
「決まった数=定数の存在」
「(0,0)を通る」(抑えるの忘れました(ToT)
全ての比例の特徴が全ての発表に表現されています
↑これをわからせたかった
一番困ったのが定数がグラフに出てこないこと
なぜわからなかったかというと、
xが1ずつの増加しか(グラフに)表せていなかったからです
そこでヒント
「xが2増えたらyは?」「6」
ようやく気づくことができました
xの増加量×定数=yの増加量
これで2人は、「比例の関係かそうでないか」、
「比例関係にあることの説明」
に自信を深めたと思いました
反比例につながれます
今回だけでなくいつも思うのは、
子どもの発表を生かすのも殺すのも教師次第だということです
どんな発表にも子どもたちが一生懸命考えた結果なので生きないはずはありません
その意味でも置算研の子どもをいかす(活かす+生かす)授業作りに賛同しているのだと思います
まだまだ×∞学び合いにはほど遠い授業紹介でした
ありがとうございます
(お風呂で気軽に投稿したらこんな感じになってしまうことがわかりました、田井地先生)