2015年6月7日日曜日

「学び合いの授業、まだまだ修行が足りない!」算数指導研修会in沖郷小学校終わる

6月5日、石田教授を迎えての算数指導研修会が終わりました。

この日は、全学級を参観していただきました。
5時間目は、4年「小数」の授業。

本時は、位の違う小数のたし算・ひき算です。まず、絵を見せて問題づくりをしました。気づきを言わせながら、問題をつくっていくというのは、今回初でした。思ったよりも、スムーズに問題ができました。位が違うという言葉も出されました。




ずべてのチームの考えです。(授業では、考え方ごとに、分類していました。)
前時で0.01をもとにした考え方が出されていたので、比較的容易にまとめていました。

1.4を0.1をもとにしていたチームがありましたが、全体の学び合いで、まちがいに気づくことができました。



石田先生の講話の中で、今回の授業についてご指導していただきました。


○ホワイトボードは、代表的な考えを3~4ぐらいにしぼって考えさせる。

○自分たちの判断で相談させる

○黒板の前を広く開けておき、考えの発表は前でさせる。

○前の発言をどうつないでいけるかは、「聴き方指導」につながる。

○聴き方指導
 ・意図をくみ取る。
 ・共感的な聴き方
 ・もう一回発言したことを、他の子供に言わせる。   ⇒  「広げる」
 ・「何をつけたしたの?」という発問 

○仲間に返す反応のさせ方
 ・前の発言をどうつないでいくか
 ・だんだん詳しくなっているようにすること

○ふり返りについて
 ・発見の道筋を書かせる。
 ・成長、変容、プロセスをふり返らせる。
 ・発見の道筋を書かせる。
 ・よい例を印刷して全員に配り、授業の前に読ませる。

○授業構成として、問題1を全体で、問題2をグループで、個人で練習させるという方法もある。

などいろいろ教えていただきました。

石田先生の理想とする学び合いの授業からすると、まだまだです。ますますがんばろうという気持ちが湧いてきました。


講話でも、他校の事例をもとに、協同的な学びについてのお話があり、職員一同、大変勉強させていただきました。これからも、ご指導いただきたいと思います。


 
その夜、石田先生を囲んでの懇親会がありました。授業を見ていただいた先生方は、熱心にお話に耳を傾けていました。
 
石田先生の大ファンであるN先生は、自分のクラスの子供たちへメッセージをいただいていました。
 
 
 

0 件のコメント: