「問題1つじゃ終わらない!」
2月19日に行われた,「『考える力』を育む教科指導改善研究会」(置賜教育事務所主催)で,授業づくりのイメージと手だてを共有するためにつくられた文言です。
今年度は,国語,算数,数学の3教科でプロジェクトチームをつくり,授業を通して「考える力」を育むための授業を提案していくというものです。算数では,私が昨年の11月に提案しました。参加者多数のため,体育館での授業となりました。(ブログ参照)
その時の授業は,学び合いにより考える足場をつくるという授業です。主問題1をグループや全体で解決し,そのことを見通しとし,主問題2を自力解決するというものです。一つだけの問題を自力解決し学び合い,まとめていくという課題解決型の授業とは異なります。この時の授業をまとめると,
○一人一人に考え方の「見通し」を持たせるために
①既習と関連づいた気づきから,問題解決の見通しを全体で行い,整理・統合する
②整理・共有した見通しを生かして,2問目以降,自力で解決する場面を設ける
③解決した方法を筋道立てて説明し合う場面を設け,その後につなぐ
この内容は,自分の授業,つまり,「学び合いで考える足場をつくる」とうことです。プロジェクトチームとしても,今回の授業を評価し提案していきたいという方向性でまとまりました。
今回の内容は,平成24年度県教委発行「さんさんガイド 第9集」の中で紹介される予定です。
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