35億+24億という主問題です。
前学年で、単位分数や単位小数がいくつ分という学習をしてきたので、 今回は容易に解くことができると予想していました。
足場では、1万をもとにして35万+24万を説明させました。「まず」「次に」「だから」といういつもの説明の仕方で簡単に説明できました。もちろん、主問題1でも、同じように簡単に全体解決することができました。
この時、子供たちの、
「35と24っていう数じゃない方がいい。」
という反応。簡単すぎるということでした。
もちろん、算数が得意な子供たちから出されたものですが、今振り返ると確かに簡単すぎると思いました。
「数字をそろえた方が計算をする手間が省け、考え方に集中できるのではないか。」
と考え、同じ数字にしてみました。
しかし、子供たちは、もっといろいろな数字で試してみたいという気持ちがあったようです。たし算だけでなく、引き算、もっと別の数というようにどんどん興味は広がります。そういう子供たちの意欲を、満たしてあげるようにしなくてはいけないと思いました。
苦手は子供にとっては、簡単でいいなと思っていたかもしれませんが、ある程度ハードルを上げてやらないと、考える力を身につける機会を奪ってしまいかねないと思った今日の授業でした。明日からの指導に生かしたいと思います。
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