2011年10月31日月曜日

公開研究会終わりました!

ようやく公開研究会が終わりました。当日は、3年国語の「詩を楽しもう」(光村)の授業でした。金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」という詩で、「みんなちがってみんないい」という有名なフレーズは、この詩からのものです。


もう一つは、岸田衿子の「みいつけた」という詩です。どちらも、独特な物の見方があり、感性豊かな目を通して感じたことを表現している詩であると思います。


この2つを扱う授業ということで、「2つの詩をくらべて、にているところと違うところをみつけよう。」というめあてにしました。

みすゞの詩を詳しく読み取り、それを足場にすれば容易にくらべることができるだろうと考えました。結果、リズム、繰り返しの言葉、3つの連からできていることなど、どんどん意見が出されました。




今回の授業では、『対話』を研究の重点に取り上げていました。子供たちも、少しずつ対話ができるようになってきました。事後研究会でも、諸先生方からいろいろなご意見をいただきました。
・相手意識を持って話をしている。
・考えが変わったことを言うことができる。
・目で聴くなど、聴く姿勢ができている。
・言葉のキャッチボールがきちんとできている。
・声が大きい。
・言葉にこだわりをもって、きちんと反応している。

などなど、対話に関するご意見をたくさん頂戴しました。

最近は、普段の授業で、「気づいたことがあります」とか、「疑問に思ったことがあります」、「○○さんの意見に付け足します」などということが自然に出されるようになりました。発問する前に、すでに問題意識を持っているということもありました。今後の対話が楽しみです。

関係者の皆さん、ご指導ありがとうございました。

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