今月、2つの小学校(T小学校とR小学校)からオファーがありまして、考える足場についての実践を報告してこようと思っております。お呼びいただけることは、とてもありがたいことです。お呼びいただいた理由のひとつに、このブログもあるのかなと思っている次第です。
T小学校からは、事前に以下のご質問をいただきました。
①「足場のある授業」とは(基本的な考え方)
②実践(授業)例をいくつかご紹介いただきたい
③「足場のある授業」は全単元で有効か?
(特に取り組みやすい単元はあるのか)
①については、昨年度の実践報告をした時の資料にも載せてあるので、それをもとに説明したいと思っています。
②については、DVDや指導案、成果と課題を具体的に報告します。(特に、京都の先生と青森の先生の授業のよさを感じとっていただけたら幸いです)
③については、特に有効な単元はあると思いますが、系統性の強い算数では、ほとんどの時間で足場が可能であると思います。単なる前時の復習的なものでいいと思います。と言うと、今までの既習の振り返りと何が違うのかという質問される方もいると思いますが、本時の問題を解くにあたっての考え方をそろえるという考えで足場を与えるので、スパイラルに関連させながら、問題を解くことができるものと考えてくだされば結構です。(もし、石田先生がこのブログをお読みでしたら、アドバイスください)足場を何にするかということを考えていると、その問題の数学的な価値に気づいたりするから面白いですよ。
この2つの学校へ訪問し、報告するとともに、足場の授業実践の成果を、自校だけでなく地区の小学校へ広めていただくことをお願いしたいと思っています。他校と情報交換しながら研究できるということは、すばらしいことです。よろしくお願いいたします。
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