2016年10月17日月曜日

三角形の面積は、「移動法」と「倍割法」で公式化

三角形の面積を求める授業で冒険してしまいました。

めあてを「三角形の面積の公式は、底辺×高さ÷2であることを説明しよう」


つまり、公式を説明することをねらいとしました。そのために、底辺と高さということを教えました。




移動して正方形にする方法「移動法」や、直角三角形をつけたして長方形にし2で割る「倍割法」が出されました。(それを説明しているKくん)






結局、面積までは各グループで求めることができましたが、公式化というところまでは達しておらず、全体の学び合いで6って何?4って何?÷2って?という問いに対して言葉に直すことで公式化することができました。

今回の授業では、公式を説明させる流れにしたのですが、日常の授業が面積の求め方を説明するということに慣れているので、その流れになっていました。(当たり前ですが・・)まだまだ公式化へのつながりが弱いことを感じました。このことから、公式化というのはめあて意識というよりも、面積を求めた後で、「公式化したい」「どうすればはかせどんでできるのか」という発想を導き出して,学び合うことが思考の流れとしてうまくいくのでしょうね。

学び合いのレベルが高まってくると、公式化をめあてにして公式を説明することも容易になってくるとは思いますが、子供たちの思考や思いを第一にとらえてみる必要があります。今回の「公式を説明させる」と言う取り組みが、いろいろなことを教えてくれました。今後も、いろいろなチャレンジをしていきたいと思います。

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