2015年5月12日火曜日

商がたたない時はどう考えるかという議論

今日は百の位が空位になる場合のひっ算の学習。

252÷6

いつものように、めあては「説明しよう」です。


4つのチームは、容易に百の位にたたない時は、すぐに十の位まで表示して25÷6を考えていました。あるチームは、席替えしたばかりで、チームワークに問題があり、リタイア・・・残念


下の3つのチームは、空位に0を書く、または0×6=0の答えを表示するというやり方。
これについて、とてもよい議論になりました。

下のチームは、0を書くことによって、わかりやすくなるし間違いがないというものでした。しかし、他のチームからは、
「042っていうのは、小数みたいで整数じゃない」
「042と答えに書くのはへんだ」
という意見。

しかし、これはあくまでも筆算の答えなので、0に斜線を引けば問題ないということになりました。
ここでひとつの観点を与えました。

「かんたんなのは?」

やはり0を書かない方が簡単であるという結論になり、主問題2を自力解決しました。

0を書かないんだよと言って教えるのは簡単ですが、子供たち自ら違いに気付き、算数のよさに照らし合わせて議論する力を身に付けることが大切です。

今後の課題は、なかなかこの議論についてこれない子供への対応です。一人一人が全体の学び合いに参加できるようにしていかなければなりません。


0 件のコメント: