比の学習の1教時目。
ミルク2カップ(200ml)、コーヒー3カップ(300ml)のミルクコーヒーと同じ味のミルクコーヒーを作るのに、ミルクを4カップにすると、コーヒーは何カップ必要か?という問題。
見通しで、算数が得意な子供が1カップずつ増やすという考え(誤答)を説明すると、クラス全員がその考えになりました。
このままグループ学習に入ると、全部のグループが誤答になってしまうことが予想されたので、さらに全員に考えさせました。
T:ミルク2カップとコーヒー3カップと同じ味のものを2つ用意して混ぜるとどんな味になるだろう。
と問うと、
C:同じ味どうしだから同じ味になるに決まってるよ。
と全員。そこで、1カップずつ入れるとよいという考えは、違うのではないかという空気になりました。
そのままグループ学習へ突入。(下の写真)
各チーム、すべて考えが変わり、いろいろな表現の違いはあれ、すべて正答になりました。敢えて誤答を出して学び合いをさせることもよいのですが、見通しで相談させながら修正し、考えをつないでいくという協同学習のよさが出た授業でした。
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