2014年11月26日水曜日

協同的な学習のよさ

 

比の学習の1教時目。

ミルク2カップ(200ml)、コーヒー3カップ(300ml)のミルクコーヒーと同じ味のミルクコーヒーを作るのに、ミルクを4カップにすると、コーヒーは何カップ必要か?という問題。

見通しで、算数が得意な子供が1カップずつ増やすという考え(誤答)を説明すると、クラス全員がその考えになりました。
このままグループ学習に入ると、全部のグループが誤答になってしまうことが予想されたので、さらに全員に考えさせました。
 
T:ミルク2カップとコーヒー3カップと同じ味のものを2つ用意して混ぜるとどんな味になるだろう。
 
と問うと、
 
C:同じ味どうしだから同じ味になるに決まってるよ。
 
と全員。そこで、1カップずつ入れるとよいという考えは、違うのではないかという空気になりました。
 
そのままグループ学習へ突入。(下の写真)
 
 



 
各チーム、すべて考えが変わり、いろいろな表現の違いはあれ、すべて正答になりました。敢えて誤答を出して学び合いをさせることもよいのですが、見通しで相談させながら修正し、考えをつないでいくという協同学習のよさが出た授業でした。
 
 
 
 

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