さて、平成29年12月27日の箱根合宿セミナー(授業力開発セミナー)に参加して、チーム学習について発表させていただきました。
まず自分の担任歴を紹介させていただきました。
3・4、4・5、5・6、5・6、3・4、4、6、4、4、5、6、6、5・6、5・6、担外、5、6、3、5、6、3、5、6、4、3、4、5、6、4、5、現在6
若い頃は複式学級を7年間担任しました。複式学級には直接指導と間接指導があり、間接指導時には、先生なしで自分たちで授業を進めることになります。複式指導時に、何とかして自分たちで学び合いをさせられないかというのが一番の課題でした。学習プリントや学習のリーダーなどいろいろな工夫をしました。そのことが今の学び合いに通じていることを確信しています。
横浜国大の石田淳一教授のご講演を拝聴したり、書籍を読んだりしながら、主体的な学び合いについての実践を始めました。そして、グループ学習を中心にした「学び合い」のある算数指導の実践を継続しています。
今、自分が実践していることは、
1 問題提示からの気付き(グループで相談)
2 グループ学習
3 グループ同士のチーム学習
4 グループでのまとめ
5 グループを基本とした個人学習
6 グループでのふり返り
チーム学習というのは、グループの考えをグループ同士のペアで比較検討する場を設けた指導法です。石田先生が数年前に提唱した指導法で、昨年出版した本にも掲載されています。
チーム学習のよさ
•できたかどうか、自信があるか、困っていることはないか、一緒に考えてみたいこと ⇒ 自由に話せる
•解法の相違点や共通点、わかったことが明白になる
•クラス全体で考えをつなげ合うという意識が育つ
•グループ学習よりも、さらに主体的、協働的な学びにつながる
チーム学習の課題
・どのグループとグループをチームにするかを意図的に組み合わせなければならない。(どのような全体の学び合いにするかを見通すこと)
・子どもたちの主体性をもとにチームをつくれないか。
※ 発表内容を、新潟のA先生が自分の実践をまとめてくださいました。さすがです!
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