2013年12月15日日曜日

「ピラミッドの秘密を見つけよう!」



12月13日、石川県から神田先生をお迎えしての示範授業と講話という算数研修会がありました。もちろん、横浜国大の石田先生の講話もありました。

 赤と白の正方形を積み上げた時の正方形の数を、きまりを見つけて求めるというものです。(指導案参照)
最終的に100段の枚数を求めるということでした。まずは10段できまりを予測させます。
                                                             
 




 
 1+3+5・・・という横に数えていく方法や縦に足していく方法などがほとんどでした。
 
しかし、10×10というチーム、または表に書いて規則性を見い出したチームがいました。この時、この考えを出したチームは、全員がその理由を説明できるぐらいに理解しています。これが学び合いのよさであると思います。等積変形の考え方を生かして、10×10に気づいたというチームには驚かされました。
 さらに、たし算でやったチームについても、最終的に10×10になるということを確認させ、すべて同じ結論になるということを学びました。
 
 この考えを足場にして、三角形でも同じ結果になるということで、学んだ考えを発展させることも経験しました。
 
 この授業では、数学的思考をゆさぶる場面がたくさんありました。これが言えれば、こっちも同じことが言えるという算数ならではの数理のおもしろさに触れることができました。
 
 ある女の子が、授業後に言いました。「今の授業、もう一度やりたい!」
 
 この一言に尽きますね。
 

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